愛媛県の郷土菓子として有名な、カステラ生地で餡子を巻いたタルト。
柚子風味のこし餡を巻いたものが基本ですが、南予地方では白餡を食紅で染めた「赤タルト」も親しまれています。
一説では、伊方町のお菓子屋さんが紅白の色合いの縁起物として作り始め、南予にだけ広まっていったのだとか。
縁起のいい巻物といえば、立春前日の節分の日に太巻きをまるかぶりする「恵方巻き」を連想しますね。
近年では巻き寿司だけでなくロールケーキを「恵方ロール」と名付けて販売する例も見かける中、南予伝統の「赤タルト」を恵方巻きに使ってもたくさんご利益か何かがあるんじゃないでしょうか笑
節分といえば立春前日が最も重視されますが、もともと節分とは春夏秋冬の始まり日の前日を指す言葉で、年に4回あります。
つまり次回の節分は、立夏 (2023年は5月6日) 前日の5月5日。
この日にぜひ、西宇和郡発祥 (推定) の「赤タルト」で恵方巻きのまるかぶりを行い、無病息災やら商売繫盛やら何やらを願いたいと思います！
立夏前日の節分の日に赤タルトをまるかぶりする
2023年5月5日。
立夏前の節分に、コダテルにて赤タルトを1本丸かぶりしました
この夏を無病息災に過ごせますように
「こんなこと企てたいんです！」
「あんなことできますか？」… などなど、
みんなで企てる、ヒミツキチのこと、
なんでもお答えします。
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