「そもそも開発合宿って何?」「開発合宿のための宿って、どう選ぶの?」
あなたは今、開発合宿に関して情報収集中ではありませんか?
開発合宿について知りたいなら、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
この記事では、開発合宿6つのメリットについて触れながら、失敗しない宿探しのポイントについてご紹介します。
開発合宿で失敗しないためには、宿選びがとても重要。
全国でおすすめ宿についてもピックアップしますので、最後までチェックしてくださいね!
開発合宿とは、IT開発などを目的に、企業全体、またはチーム単位でみんなで籠もって合宿することです。
合宿といえば、学生時代の部活を思い出すかもしれません。
開発合宿は主に、「チームの結束を高める」「リフレッシュする」などを目的に行うものです。
開発合宿するメリットは、大きく分けて6つあります。
目標の達成が目的になりますが、これらのメリットも享受できるので、ぜひ、参考にしてみてください。
開発合宿の一番の良さは、集中して作業ができ、作業効率が上がることにあります。
オフィス街は、飲食店やファッションビルなどの商業施設に囲まれています。
通勤するにはとても便利ですが、騒音がうるさかったり、「買い物に行きたい」などの欲求に駆られやすかったりして、仕事だけに集中できるとは言い難いです。
その点、ホテルや旅館で開発合宿を行えば、客室や会議室などで缶詰になって作業できます。
かつての文豪たちが旅館で執筆に勤しんだように、仕事に集中することができるのです。
開発合宿は、社員やスタッフ同士のコミュニケーションも密にします。
メンバー間の交流が活発になることで、仕事上のコミュニケーションを円滑にすることができるのです。
普段スタッフ同士は、会社でしか顔を会わせないかもしれません。
しかし、合宿となると朝昼晩顔を合わせるため、自然と交流の機会が増えます。
レクリエーションなどもスケジュールに盛り込めば、作業をしながらも社員の結束を強化することができるかもしれません。
「社員同士のコミュニケーションが少ない」と、お悩みなら、開発合宿を取り入れてみてはいかがでしょうか。
普段仕事をしていると、効率的に技術を磨くことができません。
技術を身に着けるためには、業務の合間に研修をしたり、独学したりするなどしなければならず、学びも短時間化しますし、個人個人の状況により難しいこともあるでしょう。
その点、開発合宿として企業研修を行えば、まとまった時間が確保できるので、集中してスキルアップの機会が確保できます。
開発合宿は、「社員全体のスキルの底上げをしたい」など、一斉に同じ研修を実施できるのも利点です。
あなたが働く会社では、「終電まで残業していた」など、社員のワーク・ライフ・バランスが乱れていませんか?
その点、開発合宿は、社員のほとんどが同じタイムスケジュールで活動します。
普段残業をしている社員は、開発合宿に参加することで規則正しい生活習慣を取り戻せるかもしれません。
これがきっかけで健康的なライフサイクルに戻せるでしょう。
観光地で行う開発合宿の場合は、まるで旅行へ行くような気分で、リフレッシュしながら過ごすことができます。
基本的にはホテルや旅館の中で過ごしますが、ふと窓の外を見ると大自然があったり、天然温泉に入れたりするなど、観光地ならではの過ごし方ができるのです。
社員旅行を兼ねた開発合宿や企業研修を企画するのもいいでしょう。
開発合宿は旅行気分を味わえるイベントですが、経費に計上できます。
宿泊費や会議室使用料、現地までの交通費は会議研修費として落とすことができるのです。
開発合宿に全社員が参加できるなら状態なら、福利厚生費としても計上できます。
開発合宿のための宿探しをするなら、どんな条件が必要なのでしょう?
ここからは宿選びのポイントをご紹介します。
社員全員、または、チームなどで研修を行う場合を想定すると、大人数が一同に集まれる場所が必要です。
30名貸し切りにできるなど、集会を開ける施設が整備されているといいでしょう。
また、周辺が静かであればより集中できます。
娯楽施設がない、気軽に買い物に出ることができないなど、ホテルや旅館に滞在するしかないような少し孤立した場所のほうが、開発合宿には向いています。
開発合宿において、ネット環境が整っていることは最低限の条件です。
とくに、大人数で使用しても滞りなく使える高速Wi-Fiがあるといいでしょう。
また、Wi-Fiは夜間でも使えると理想的です。
旅館などで開発合宿をする際には注意が必要ですが、座敷では長時間のPC作業はできません。
腰痛などの原因にもなりますので、集中して作業したい場合は、座り心地のいい椅子のある宿を選びましょう。
部屋に籠もりきりになる開発合宿では、3食すべての食事の手配も、宿が代わりに行ってくれると助かるでしょう。
なぜなら、山あいにある宿などでは、自力での食事の調達が難しいからです。
せめて、周辺のコンビニや飲食店での調達が可能な宿を選ばないと、3食を自炊するなどの工夫が必要になります。
部屋へ籠もって集中して作業するためにも、3食すべての食事を手配してくれる宿を選びましょう。
女性社員がいる場合、宿泊する部屋が大部屋でも、必ず着替え用の個室を用意しましょう。
全く個室がないのは女子社員からのクレームになる可能性があります。
女性だけでなく、男性であっても他の人の前で着替えることに抵抗を感じる人がいるかもしれません。
近年話題になりがちなセンシティブな問題が潜んでいるかもしれませんので、着替え用の個室をいくつか確保できれば、問題を回避できるでしょう。
開発合宿に適した宿は、周辺が静かで、かつ、非日常を感じられるような土地を選ぶといいでしょう。
ホテルや旅館の周辺は自然が多く、温泉や美味しい食事などの魅力ある土地だとベストです。
リフレッシュを兼ねた合宿にするためにも、観光気分を味わえる見どころなどがあるといいですね。
ただし、にぎやかすぎると作業環境には適さず、合宿には不向きなので注意しましょう。
開発合宿では、図らずも遅れてしまった社員のために、アクセスのいい施設を選ぶことが大切です。
なぜなら、1日にバスが数本しか通らないような場所では、遅刻した人が合宿に参加できなくなるからです。
「駅前にはタクシーがいつも待機している」など、遅刻者をキャッチアップしやすいエリアを選びましょう。
宿泊施設の中には、開発合宿プランを用意している施設もあります。
充実した合宿にするには、できる限り、開発合宿への理解があるホテルや旅館を選びましょう。
専用プランがある施設は、会議室や温泉は夜中も利用が可能など、融通の利く便利な施設が多いです。
ボードゲームなど、気分転換のコンテンツが充実していることも滞在中は助かるでしょう。
また、お酒の持ち込みができ、なおかつ近くにコンビニがあればさらに楽しめるはずです。
参考:https://qiita.com/inagakkie/items/5f322d2f1740620ee174
https://gobanchi.com/2018/08/22/training_camp_hotel_kanto/
ここからは、全国のエリアで開発合宿ができる宿をご紹介していきます。
まずは東京から見ていきましょう。
※利用料金は、特記がなければ基本的に1名当たりです。
※この情報は、2019年11月現在のものです。
https://www.kensyu.jp/
スタンダードプラン 1泊2日17,125円〜
東京都中央区・ホテルフクラシア晴海は、研修特化型ホテルと銘打つ珍しいタイプのホテルです。
交通アクセスも良好で、羽田空港からも45分と、地方で働く社員も集まりやすいのが特徴です。
会議室は28室あり、一番小さい会議室で12名から、大きい部屋では最大180名まで収容できます。
会議室使用料、宿泊費、食事とセットプランになっているので、開発合宿の企画もしやすいのがメリット。
インターネットは全室利用できる環境で、会議室は24時間使用できます。
1泊2食、または1泊3食から選択可能です。
http://henborido.net/
1軒貸し切り利用 1泊30,000円
東京都西多摩郡・へんぼり堂は、東京檜原村にある古民家ゲストハウスです。
1軒貸し切り利用が可能なので、非日常を味わいたい開発合宿にもぴったり。
基本的な調理器具や調味料は無料で使えますので、参加者で食材を持ち込んで料理をしてみる、というのもレクリエーションの一部にできるでしょう。
依頼すれば、檜原村をめぐるツアーや、お寺での座禅体験など、イベントの企画もしてくれます。
次は、東京近郊で開発合宿できる宿をご紹介していきます。
神奈川や千葉など、数時間で行ける距離なので気軽に行けるのも利点です。
http://www.onyadomegumi.co.jp/
1泊2食付き 10,000円〜
温泉旅館おんやど恵は、関東でも有数の温泉地、湯河原にある温泉旅館です。
開発合宿プランがあり、部屋割り指定はできません。
ですが、指定された部屋を定員内で自由に利用することができます。
Wi-Fi完備、広い会議室も利用でき、夜間も使用が可能です。
メニューは開発合宿専用のお料理が提供されます。
https://ippo.jp/
宿泊費:1泊2食プラン 8,400円〜9,400円
※ダイニングルームを作業場として使用する場合、別途光熱費が必要(季節により変動)
はじめのいっぽは、観光名所・日光東照宮から4キロほどのところにあるペンションです。
開発合宿向けのサービスを展開しており、宿泊費に加えて光熱費の負担だけでワークスペースを利用できます。
無線LAN、有線LAN完備で、テーブルタップも多数。有料ですが、ホワイトボードやプロジェクタの貸し出しも可能です。
ただし、個室の会議室はないため、大きな声での会議などはできません。
全館貸し切りにするなど、利用の仕方次第で安く、快適に利用できます。
https://voido.space/
1泊最大8名 92,000円〜(1名あたり11,500円〜)
Voidoは、コワーキングスペース「まるも」の運営する開発合宿向けの施設で、駐車場もあります。
無線LAN完備は当然のことながら、電源や延長コード、ホワイトボードやプロジェクタも自由に使えます。
海や山など、自然に囲まれたエリアだから、リフレッシュも可能。
食事は建物内のキッチンで作ることができます。
近隣にはおいしい食べ物屋さんや温泉もありますので、ふらっと車で観光もしてみたいという希望がある開発合宿にもうってつけです。
※当初「まるも」で構成案を提出しておりましたが、まるもはコワーキングスペースで、まるもの運営する開発合宿向け施設は「void」でしたので入れ替えました。
https://housenkaku.net/
セミナープラン 1泊2食付き(会議室利用料込み)7,500円〜
※5~10名程度
※別途入湯税150円
※昼食用のカレーライス等、600円(税別)から注文可
旅館芳泉閣は、合宿プラン、セミナープランなどを選べば、会議室利用料込みで利用できます。
ホワイトボードやプロジェクタ、インターネットLANも完備です。
全館貸切での利用もできます。
熱海の高台に位置する、全5部屋の旅館。静かに落ち着いた土地で開発合宿に集中できます。
https://gobanchi.com/
開発合宿プラン1泊2日 10,000円、2泊目以降 8,000円
五番地-GOBANCHI-は、山梨県南部町にある古民家をリノベーションして作った宿泊型のコワーキングスペースです。
開発合宿プランも整備されています。
充実したフィットネスジムを併設するなど、デスクワークの合間に身体を動かすこともできます。
イベントサポートもしてくれるので、開発合宿とレクリエーションを企画している場合にもおすすめです。
オプションで、BBQなども行うことができます。
大阪にも開発合宿ができる宿泊施設があります。
https://osakan.net/
https://www.osakan-space.com/blog/9401
2泊3日8名 43,000円
海の見える尾崎の家は、オオサカンスペースというコワーキングスペースが運営している施設です。
2階建ての一軒家を、まるごと合宿所として借りることができます。
目の前が海なので、堤防に座ってメンバーと話し合い……という利用の仕方も可能です。
近隣にはスーパーもありますので、食事の調達にも困りません。
大阪以外の関西圏にも、開発合宿ができる施設が増えています。
https://rinn-kyomachi.com/
利用料:要問い合せ
京まち宿鈴(Rinn)は、京都の町家暮らしを体感できる宿泊施設で、京都市内にいくつも宿泊施設を持っています。
開発合宿におすすめなのは、「町家タイプ」。
1棟貸しですので、他の宿泊客への迷惑を考えずに作業に集中できます。
この宿の特徴は、京都観光を楽しめる特別プランがあることです。
スカイホップバスに乗っての観光や、ラーメン作り体験、着付けや作動体験など、プランはたくさんあります。
https://codateru.com/
25,000円(基本料金・1日)+1泊3,000円/1名
愛媛県八幡浜にあるコダテルは、古民家をリノベーションしたコワーキングスペースです。フリースペースを利用すれば、研修なども開催できます。
周辺は静かなので開発に集中できますが、近所にスーパーがあるので、打ち上げなどの飲み物の調達も便利です。
客室はドミトリーと、個室として使える和室の2つのタイプがあります。
みんなでワイワイ合宿気分を楽しみたいならドミトリーを、一人でないと眠れない人は和室をと、使い分けることも可能です。
コダテルの魅力は、地域の人とも交流できるという点。
例えば、一般的な宿泊施設では、他の宿泊客と触れ合うことはあまりありません。
開発合宿で部屋に籠もるのならなおさらです。
しかし、コダテルは宿泊以外の目的で訪れる人が多く、子どもから大人まで多くの人が利用しています。
コダテルで合宿を行えば、普段は触れあわない人とも触れあうことができ、新たな刺激を得ることでしょう。
また、コダテル合宿プランを利用される場合は、日常では味わえない体験企画などもご提案します。
例えば、八幡浜市内の観光スポットと、地元民と触れ合えるツアーなども企画することが可能です。
セミナーやイベントを実施したいなら、スタッフや会員がセミナーをお手伝いする企画支援も行います。
コダテルは、「働く」「学ぶ」「交流する」「泊まる」のすべてが叶う場です。
開発に没頭するだけでなく「経験や視野を広げる機会にしたい」というケースにもおすすめします。
何度か開発合宿を実施している企業様も、コダテルなら、新鮮さのある開発合宿が企画できるでしょう。
全国には、開発合宿に理解のある宿泊施設がたくさんあります。
すでに多くの企業やチームが活用しており、リフレッシュしながら作業をしたり、チームのコミュニケーション強化に役立てています。
それぞれの施設には特色があるので、どんな体験がしたいか、どんな環境で合宿したいかなど、検討してみるといいでしょう。
コダテルでは、どんなイベントを行いたいかをお聞きし、開催をサポートする「企画支援」もいたします。
プランを相談しながら充実した開発合宿を企画してみませんか?
「こんなこと企てたいんです!」
「あんなことできますか?」… などなど、
みんなで企てる、ヒミツキチのこと、
なんでもお答えします。
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