私、屋外での活動が大好きなんです。
野村の実家での生活は、今思えば半分アウトドアだし(注1)、何より小学校時代の下校道はどえらいアドベンチャーだった(注2)ので、屋外や自然の中での活動の楽しさや心地良さが体に染み付いているのでしょう。
注1:山奥の生活は、家の中と外の区別がつきにくい。こんにゃくなど大量に作る場合は外で釜と薪でやってたし、父が作るカレーは外の釜、というのがテッパンだった。みかんやスイカなどの果物は、滴る果汁を気にすることなく外で食べ、種や皮はそのまま畑の肥やしに。春は暖を求めて屋根の上で日向ぼっこ。そんな生活だった。
注2:3.5kmの帰り道を、友達と一緒に何と4時間かけて帰ったこともあった。「今日はあっちの道を通ってみよう」「この獣道はどこに続いているのかな」「今日は暑くてたまらないから川を通って帰ろう」「この崖を登りたい」・・・好奇心とチャレンジ精神で、ランドセルを背負ったまま山を川を駆けずり回ったものです。遊び疲れて、道路でランドセルを枕に昼寝したこともあったなぁ。両親や地域の方はよくぞ温かく見守って下さいました。
教員志望の私は、大学はもちろん教育学部、サークルも「児童文化研究会」という、教師へのテッパンロードを歩みました。子どもとゲームやキャンプをするサークルだったので、子どもキャンプ系のボランティアの依頼を受けることもよくあり、大学卒業の頃には、自分を「外で子どもと遊ぶプロ」だと思っていました。(教師じゃないんかーい。)
大学4年生から関わっている、地元野村の「アドベンチャースクール」(夏休み6泊7日の惣川・大野ヶ原チャレンジキャンプ)にも毎年スタッフとして参加し、2年ほど統括を任されブイブイ言わせたこともあります。教諭になってからは夏休みと言えど補習や大会引率などあり、全日程の参加は難しくなりましたが、それでも必ず顔を出すようにしていました。プログラムの中でも、最終夜のキャンプファイヤーは、大人も子どももふざけ倒すお祭り騒ぎにして、1週間で育んだ絆を確認する一大イベント。大きな炎に照らされて歌って踊ってゲームして、そんな大騒ぎも夜空に吸い込まれていく。最高です。
残念ながら、アドベンチャースクールは昨年の30回目をもって終わりを迎えました。
思えば大学から20年間、毎年子どもたちとキャンプを楽しんでいた私です。キャンプが無い夏は寂しい。…それに、子どもたちとキャンプするばかりで、プライベートではほとんどやったことがない。
「そうだ、キャンプをしよう」
しかも、最近は映え文化も相まって、キャンプのおしゃれイメージが上がっている。今年はコロナの影響で遊びも密を避ける必要がある。野外炊事は防災とリンクできるし、自然の中での活動はきっとSDGsの学びにもつながる。何より、外で遊ぶのって楽しい。やるしかないでしょ!
というわけで、キャンプの師、コダテルメンバーの仁禮誠氏に教えを乞いながら、お試しキャンプを実践中です。
独り立ちできるようになったら、アウトドアイベントや青空教室的キャンプもやってみたいなと妄想しています。現状、私が持っているアウトドアギアは「お外でコーヒーセット」(椅子・ミニテーブル・レジャーシート・ドリップコーヒー淹れる一式)のみです。仁禮師匠がだいたい何でも持っているので、いろいろ試しながら必要なものを揃えていきたいと考えています。
まずはデイキャンプからということで、7/23に諏訪崎林間キャンプ場、8/10に四国カルストでやってみました。
その様子などは、また次回にしたいと思います。思ったより前置きが長くなってしまいました…。
というわけで、キャンプを始めました。おすすめ情報などあれば是非教えて下さい。
「こんなこと企てたいんです!」
「あんなことできますか?」… などなど、
みんなで企てる、ヒミツキチのこと、
なんでもお答えします。
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