くわだて実現インタビューでは、コダテルを上手に利用してくわだてを実現した方にインタビューを行っています。
今回、お話を伺ったのは秦元樹さん。四国の演劇・舞台情報blog『カンゲキ☆あんない』の管理人として四国で開催されるアート情報を発信している秦さんは、横浜でアート活動をされているユニット’orangcosong’のメンバーに応募することをくわだてて、実現されました。
横浜を拠点に、街・地域・人・コミュニティーをベースにアート活動をしているユニット
・’orangcosong’のアートコレクティブに応募すること
をくわだてました。
10年以上にわたって、四国の演劇を中心とした舞台情報blog『カンゲキ☆あんない』の管理人をしていて、四国で行われる演劇や舞台の広報を頼まれることも多く、全国からやってくる団体のPRを行っています。
今回は、横浜を中心に活動をしているユニット’orangcosong’がアートコレクティブのメンバーを募集していたので、それに応募することをくわだてました。
’orangcosong’のふたり https://orangcosong.com/より
応募に関しては、残念ながら合格にはならなかったのですが、元々面識のあった’orangcosong’と久しぶりに会うことができました。
実際に面接はオンラインだったので横浜まで行く必要はなかったのですが、「応募する！」とくわだてたことによって、横浜まで行く動機づけになり、興味のあった’orangcosong’が行っている「ゲームブック」（街歩き演劇）を体験することができました。
また、筆談でのみコミュニケーションをとる筆談会（これも体験型のアート）にも参加。さらに、横浜にある様々なジャンルのアーティストが集まる酒場があるのですが、そこへも遊びに行き、いろいろなアーティストと関わることもできました。
実際に参加してきた筆談会の様子
今後は、体験型のアートイベントを企画し、実行していきたいと思っています。
今回、横浜で体験してきた’orangcosong’が行っている「ゲームブック」（街歩き演劇）は、今私がやりたいと思っているイベントに近いのでかなり参考になりました。街を歩く時に他の人の視点が入ることって面白いと思っていて、そんなイベントを開催したいと思ってます。
愛媛で行われた舞台（20年分！）のチラシを一同に展示した「チラシ展」（2021年12月〜2022年1月）。秦さんは、PRという立場だけではなく、自身でもイベントの企画から運営までも行う
秦 元樹
愛媛県松山市在住。四国の演劇・舞台情報blog『カンゲキ☆あんない』管理人として、四国で開催される演劇を中心にPR活動を実施。マルシェへの出店やカンゲキ茶話会、子どもたちと秘密基地を作るなどアートに関わる様々な活動を行う。また、演劇を軸に隣のジャンルを巻き込むことを意識している。
▼自己紹介ページ
https://codateru.com/info/note/hata-motoki/
『カンゲキ☆あんない』→http://kangeki1ehime.blog.fc2.com/
メッセージ：面白いって思った時は、それを信じて飛び込んでください！
秦さんがこれから活動をしていきたいと感じている、コミュニティをベースにしたアートは、写真や絵画と違いまだ身近なものではないかもしれません。だからこそ、このジャンルに触れたことのない人にとっては「よくわからないもの」という印象があると思いますと秦さん。よく分からないものだからこそ、
「KUWADAT ETREE」に自分のくわだてを掲げて、人の目に触れる機会を増やすことが大切だと感じている
とお話ししていただきました。
アートの世界観が、少しでも身近になる。よく分からないものから、聞いたことあるものになって、みんなの興味や関心を引き出したり繋いだり、体験型のアートがコミュニケーションをとるきっかけになるといいなとおっしゃっていました。
秦さんにとってくわだてるとは、
「まず、やりたいことに気が付く」、そしてそれを実現するために「一旦整理してみるきっかけ」だとお話ししていただきました。さらに、「コダテルとは街の拠点」
ともいっていただきました。
秦さんは松山在住のため、市外に住んでいる秦さんからも“まちの拠点”と思っていただけることを嬉しく思いました。
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