2020年の冬。それは、私にとって八幡浜で迎える初めての冬でした。
2020年の4月に八幡浜市に引っ越してきてきた私ですが、このまちで”みかん”の存在を初めて感じ始めたのは、10月末頃。日々何気なく周りの山を見渡していると、だんだんと山がみかん色に染まっていることに気づきました。
「え!こんなにみかんの色って発色するん?!」「えええ!なんか一面がクリスマスツリーみたいやん!!」と、これまでの人生で見たことのなかった、圧倒的なみかんの段々畑の景色に何回も感動し、毎回二度見どころか五度見くらいし、何度も山を見ては立ち止まり、眺めていました。(笑)
11月頃。みかんをせっせこ運ぶ軽トラを道路でよく見かけるようになったり、夜には、倉庫に灯されたオレンジのライトの下でみかんの選果に励む農家さんの姿を見かけたり。本格的な冬が近づくにつれて、何だかまち全体がざわざわしてくるのを感じました。
そんな雰囲気を見て、「そうか、ここ八幡浜は、本当にみかんの大産地なんだ!」と、(頭では分かっていたつもりだったことを)やっと身体で実感することができました。
そんなこんなで、八幡浜の「みかんのまちっぷり」を知ってしまった私はふと思いました。「せっかく八幡浜に住んでいるんだから、みかんをいっぱい食べたいのはもちろん、食べるだけじゃなくて、“学ぶ”とか“体験する”とか、いろんな角度からみかんに触れたい!みかんにまみれた~い!!!」と。
そこで私は、コダテルのオンラインコミュニティの中で『みかんにまみれる2020年の冬を過ごしたい!!!🍊』という(まあまあ)抽象的な企てをとりあえず口に出してみたのでした。
企て登録後、実際に私はどんな冬をみかんと共に過ごすことができたのか、そして冬が終わり春を迎えようとしている今、新たにどんなことを企てているのか、せっかくの八幡浜生活のみかん物語を、今後は一つずつこの「くわだてノート」に書き残していきたいと思います。なのでタイトルは「その①」とつけてみました。
「こんなこと企てたいんです!」
「あんなことできますか?」… などなど、
みんなで企てる、ヒミツキチのこと、
なんでもお答えします。
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TEL・FAX 0894-21-2629
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