前回のくわだてノート投稿から早3か月。
みかんの花が咲く季節となりました。
今回は、「柑橘ソムリエライセンス講座」に通い始めたお話をしようと思います。
とその前に。
とうとう私も「社会人1年目」という人生で一度しかやって来ない新人特権期間が終わり、この春から社会人2年目に突入しました。精神年齢的にはまだ18歳なので、実年齢とのギャップに日々自分で自分に驚きます。(切実)
そして、本題に移る前にもう一つ!
前々回のくわだてノート(こちら)で何気なく最後に添付したあの写真が、なんと「やわたはまフォトコンテスト2020」の一般の部(カメラの部)で金賞に輝いたのです。
私はただただ被写体を楽しんだだけなのですが、この結果を聞いて自分ごとのように嬉しくなりました。個人的な注目ポイントとしては、作品名のセンスの良さ。その名は・・・!
飛躍のミカンの大器
「被写体である新社会人3人が手にみかんを持ってジャンプ」という状況を、
≒未完の大器
≒ミカンの大器
≒飛躍のミカンの大器
と表現してつくられたその作品名。なんと素晴らしい発想力(写真家・ミズモトさん)でしょうか。「じーん」と心に沁みたので、この作品の名に恥じないよう社会人2年目も邁進していきたいと思います。
さて、今度こそちゃんと本題に入ります。
(前置きが長くてすみません!)
私は2021年3月末から始まった「柑橘ソムリエライセンス講座」第2期@宇和島に通い始めました。
そもそもなぜ柑橘ソムリエの講座に通おうと思ったのかというと、「“愛媛”について自分の言葉で語れるようになりたい。」という思いが根底にあるからです。
私は地方公務員なのですが、数年ごとに異動があるため何かの専門分野で何かのスキルを持ちながら働いているわけではありません。
では、私の分野(≒アイデンティティ?)は何なのだろうか。
考えてみて辿り着いた自分なりの答えは、
“愛媛“をどれだけ好きでいるか
“愛媛”をどれだけ自分の言葉で語れるか
ということです。
愛媛で大学生活を送っていた時、
「世界地図で見たら一つの点でしかない愛媛も、知ろうとするととてつもなく広くて深くて面白い。」ということに気づいた一方で、「自分の言葉で愛媛を語れない自分」にも気づきました。中でも最たる場面は以下のようなものです。
友人) 「愛媛と言えばやっぱみかんだよねぇ。」
私) 「そうよねー。なんか愛媛ってめちゃくちゃ柑橘の種類あるよね。」
友人) 「でもありすぎてよくわからんよね。」
私) 「それな・・・。」
みかんに限らずですが、愛媛のあれこれについて話すとき、何百回もしてきたこのパターンの会話。「次」の言葉が出てこなかったとき、もどかしいというか、残念というか、悔しいというか。自分のアイデンティティがグラつく瞬間がたくさんありました。
そんな時、「柑橘ソムリエ」という存在を知りました。
NPO法人柑橘ソムリエ愛媛の公式HPの中では、柑橘ソムリエのことを、
「柑橘を楽しむことのプロフェッショナルを、そして共に柑橘愛を語らう仲間を。」
という言葉で形容しています。このコンセプトにシンパシーを感じた私は、
「“愛媛”について語れるようになるための第一歩として、“柑橘”を学ぶのは面白いかもしれない。」とピンときました。
また、講座に通いたいと思う後押し要素になったのは、社会人になってから偶然にもみかんの大産地・八幡浜に住んでいるということです。「みかんにまみれる八幡浜生活🍊その①~③」(こちら)の記事で書いたような経験こそが、今振り返ると、魅惑の柑橘ワールドへ足を踏み入れる準備期間となっていました。
さて、今回の記事はここまでです。
次回の投稿(こちら)では、実際の講座での出来事等をレビューしていこうと思います。
【おまけ】八幡浜らしさを感じた最近のお気に入り写真。↓
P.S. ちなみに筆者がこの記事を書いてる時点では、柑橘ソムリエの試験もまだ受けておらず、試験に合格もしていないため、柑橘ソムリエのたまごであるという意味を込めて、あえてひらがなで「かんきつそむりえ」というタイトル表記にしてみました。
「こんなこと企てたいんです!」
「あんなことできますか?」… などなど、
みんなで企てる、ヒミツキチのこと、
なんでもお答えします。
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