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2020.08/08

誰もが心掻き立てる企てを起こせる社会を!八幡浜から新たな事業を育てる場所

八幡浜コワーキングスペース「コダテル」では、会員の皆さんがやりたいことを企てたり、新しいことを学んだり、仕事や勉強をするスペースとして、様々な形で利用しています。

今回は、これから会員になろうとする方に「コダテル」の代表である田規史さんから、「コダテル」を企てるにいたった背景や、みなさんが気になる浜田さんのこれまでの歩み、「コダテル」の魅力についてお話を伺いました。会員の方も知らなかったエピソードやコダテルの魅力が盛りだくさんです。

 

今回お話を伺ったコダテル代表の濵田規史さん

1.企て×ひらめき×ワクワクできることで八幡浜を元気に

「企て」と「ひらめき」が生まれる場所八幡浜「コダテル」

近年、個人事業者や起業家、在宅勤務が許可されている会社員を中心に、場所の縛りない環境で働いている人たちのワークスタイルを「コワーキング」と呼ばれています。そのコワーキングのあり方を支えているのが、多様な人が集まり働くコワーキングスペースです。

八幡浜市向灘に位置する「コダテル」は、そんなコワーキングの中でも、「くわだて」と「ひらめき」をキーワードに、利用する人の思いや夢を実現に向けてサポートする機能を持っている特徴あるコワーキングスペースです。
コダテルは、「働く場所」「学びの場所」「交流の場所」という3つの機能を持ち合わせた場所です。

  • 働く場所:様々な「企て」を持った大人が、それぞれの目標に向けて活動する場所として利用されています。
  • 学びの場所:小・中学生向けのプログラミングや、英語を学ぶことができます。また、中・高生のチャレンジプログラムという商業体験プログラムも運営されており、八幡浜を巣立つまで深い学びをできる場所としての機能を持ち合わせています。
  • 交流の場所:会員さん同士が交流をすることができたり、観光客の方が宿泊し、会員さんと交流することもできます。また外部の人を呼び、イベントを開催する場所としても利用することができます。

このように、様々な機能を持つ「コダテル」ですが、このコダテルを生み出すまでの背景を、今回は、代表の濵田さんの今までの取り組みとともににご紹介していきます。

 

時代の流れにのり、自分がワクワクできることで八幡浜を元気に

浜田さんは、高校時代から商店街活性化の活動をしており、自分の成長につながったと実感したそうです。そして、自分が生まれ育ち、成長させてくれた八幡浜に恩返しがしたいと、大学卒業後は「絶対に八幡浜に帰ろう」と考えていらっしゃったそうです。

そこで、浜田さんは、愛媛の地域の発展に貢献するというミッションを持った愛媛信用金庫に就職を決めたそうです。社会人の1年目を金融機関にしたのは、地域、経済、経済の血液と言われるお金を扱うことで、地域を活性化できると考えたからだそうです。金融機関での10年間を通して、濵田さんは、融資を担当しながら、資金調達、資金繰りなどを学びながら、地域での人脈形成をしていきました。

また、本業で働くと同時に、仕事と両立しながら、個人としてのブランドを作ることを考えていたそうです。

「時代が変わっていく中で、SNSの発展により、これからは個人がメディアになることができ、SNSなどで個人が影響力を持てることを確信していました。」

「私は、自分がワクワクすること。自分ができること。社会から求められること。この3つの重なる部分を見つけた時に、モチベーションが高まります。

相手や社会を変えることは難しいので、その前提を受け入れた上で、自分が変わることで、できることを増やし、社会から求めるものを提供できるように努力してきました。」

濵田さんは自分のできることを増やしていくために、会社に所属しながら3つの活動をしていたそうです。

1.八幡浜元気プロジェクト(YGP)
・活動内容:清掃活動から始まり、市民参画プロジェクトへと発展
・身につけた力:事業を継続し、発展させていくこと

2.greenz.jpライター
・あらゆる人、生物、資源の可能性が「活かしあうつながりがあふれる幸せな社会」を目指す非営利組織。その組織では、メディアを運営されており、そのメディアのライターとして執筆されていらっしゃいました。
・身につけた力:企画、文章を作成する力

3.studioNのイベントの企画
・愛媛県内の若者を集めて、地域活性化に向けた実践型ワークショップイベントを実施
これからの働き方について、著名人をゲストに迎えつつ、若者と議論するイベントの企画、運営、実行。

 Knockn Rollえひめ2015:イベントの企画
・自らが愛媛の「魅力」と「課題」に向き合い、地域を変える「プロジェクト」作りに取り組むイベントの企画、実行。
・身につけた力:イベントの企画、対外的な交渉力、企画実行力

このように会社で働くだけでなく、会社外での活動が濵田さんの「できること」を増やし、その経験が今、コダテルを運営する上でのスキルや資産となっているそうです。

濵田さんらが企画したKnocknRoll(のっくんろーる)という愛媛の未来について若者で考える取り組み

「自分が地域のためにできることは何かを試しながら、自分の可能性を広げ、自分を自分で磨く必要があると考えていました。そして、それは今後、世の中のすべての人にとって必要なことであると考えていました。」

また、この活動を通して、コダテルという場所を作りたいという思いにつながっていったそうです。

 

2.個人が輝ける場所「コダテル」から、八幡浜を元気に

個人が一歩踏み出せる温かな社会を作りたい

濵田さんは、会社員として働きながら、様々な活動をしてきましたが、その中で、コダテルを作る大きなきっかけがとなったのが、9年目の松山市への転勤だったそうです。

コダテルを企てるきっかけ1:人をサポートし、事業を育てる“中間支援”の必要性に気づく

愛媛県庁に出向前から活動されていた「八幡浜元気プロジェクト」で、人を育てる重要性に気づいたことはコダテルを企てるきっかけになっていました。

八幡浜元気プロジェクト発足当時の写真

「八幡浜元気プロジェクトは、平成18年3月、当初地元に帰ってきた仲間と、露天風呂で八幡浜を元気にしよう!と4人から始めた団体でした。

それを続けることで地域の人たちの、協力の輪が広がり、住民参加型のプロジェクトや、寄付プロジェクト、「八幡浜笑人」など新たな事業へと発展していきました。

そして、最終的には、かまぼこカーテンやミニチュア段々畑など、地域資源を活かした、自分たちの事業運営まで実施できるようになりました。

しかし、自分が松山に転勤になった際に、人の固定化が進み、停滞期に陥り、マンパワー不足になってしまいました。
ここで、一生自分でやり続けることは難しい。人を育てる必要があると気づきました。」

濵田さんは、「持続的な事業にしていくためには、人を育てる必要がある」という経験から、八幡浜元気プロジェクトを通じて、みなっとで「地域活動団体をサポートし、事業を育てる」という中間支援業務を行うようになりました。そして、自分たちが前面に立たなくても、事業が継続されるしくみ作りに挑戦することになります。

しかし、この支援対象は、団体のサポートが中心であり、個人として活動する人は支援することができないことに課題意識を感じていたそうです。

そこで、「企てたい個人をサポートするしくみ」を考えたのがコダテルの原点だそうです。

 

コダテルを企てるきっかけ2:個人の起業を支援する仕事にやりがいを感じる

愛媛県庁に出向となり関わった事業では、観光プログラムなど住民の皆さんに事業を起こしてもらうのを支援するブラッシュアップ、補助金申請のサポート等が仕事だったそうです。

県に出向した浜田さんが事業のブラッシュアップや、補助金申請のサポートを支援した住民の皆さん

「事業化まで最初から最後まで伴走できる仕事をやっていく中で、これこそ自分がやりたい仕事だったんだと気づくことができました。」

この経験が、個人をサポートする「コダテル」に繋がっていきます。
また、浜田さんは金融機関で働く中で、感じたことが3つあったそうです。

「良い企画と思いがあっても、分析や書類の書き方が不十分で、融資できなかったり、個人が考えていることの実現をサポートしてくれる場所やコミュニティが少ないと感じていました。」

「起業するときや事業を推進するときには、同僚や先輩にも相談できず、自分の家で孤独に起業などの準備を進めしかない現状を、自分自身も感じたことがありました。

人が新しい一歩を踏み出すことに、温かな社会でないと社会全体がよくならないのではないかと課題意識を持っていました。」

「中小企業の融資資金の使い方や事業戦略など、自分が銀行員時代の知識や知見を活かして、事業をより良い方にサポートできるのではないかと手応えを感じていました。」

そこで、個人に特化し、自分自身の金融機関時代の人脈や、資産を活かして、個人の事業化までをサポートするお手伝いを実施するための場所作りをしようと考えたそうです。それが今のコダテルの着想へとつながります。

 

「伊予の大阪」と言われた八幡浜を元気に

濵田さんは、コダテルを事業化していく上で、八幡浜という場所を紐解きながら、事業の軸を考えていったそうです。

そこで、見えてきた現状は、以下の通りでした。

「八幡浜は、かつて、海運や商業活動によって莫大な富の蓄積があった”伊予の大阪”と呼ばれた交易の場所であり、二宮忠八を始めとした起業家の出身地でもあるということ。

そんな八幡浜が元気がないということ。

それを、”企て×ひらめき”によりポテンシャルがある街で、事業をやることによって、他の都市からも面白い人が集まってくれるのではないか」

と考えたそうです。

浜田さんがコダテルを企てる中で、見えてきた八幡浜の歴史

「場所にこだわったのは、人が対面で交わることの必要性を感じていて、その場所を整えたかったからです。また、この場所はオンライン、オフラインどちらの意味も込めています。」

生まれ育ち、自分を成長させてくれた八幡浜を“企て×ひらめき”でより良い場所に創り変えていくというミッションのもとに、濵田さんのコダテルでの挑戦が始まってからはや、2年です。すでに数々の個の思いが実現しており、より良い八幡浜に近づいていっているのではないかと感じました。

 

3.代表の熱い思いが詰まったコダテルの魅力と未来

ひとりひとりの思いや企てがつながるコダテルの魅力

コダテル代表の濵田さんが企てたコダテルの魅力を伺う中で、2つの魅力が見えてきました。

(1)オンラインでもオフラインでもつながる仕組み

コダテルの空間や仕組みとして、オンラインでもオフラインでも会員さん同士がつながることができる魅力が見えてきました。

  • オフライン

「会員さん一人一人のプレゼンテーションボックスがあり、他の会員さんが何に興味があるのか、何を企てているのかを見える化し、コダテルを利用する人や会員さん同士の会話のきっかけを作っています。」

ボックスがあることで、自身の作った商品を展示、販売、PRしたり、他の会員さんと交流し、協力し合うきっかけを見つけることができるそうです。

メンバーさんが自分の活動の様子を紹介するプレゼンテーションボックス

  • オンライン

「システムとして入退館を自動化しており、全会員さんにチェックイン通知がいく仕組みにしています。」

これにより、会員さんの入館状況が把握でき、他の会員さんが足を運ぼうとする動機付けをしているそうです。誰が今コダテルで活動しているかがわかるため、足を運ぶきっかけになっているそうです。

メンバーさんが入館した際に、他のメンバーさんに誰が入館したかが即時通知するシステム

 

(2)最適なメンターサポートと企てを加速する仲間との交流
コダテルには、会員さん同士や、メンターと会員さんとの交流を促す仕組みがあり、その仕組みが、企てを加速することがわかりました。

 

コダテルを深い専門性で支えるメンターの皆さん

  • 会員さん同士の交流の場の提供
    「コダテルでは部活動制度を用意しており、会員さん同士が交流や、仲間探しをできたり、テストマーケティングができる場所として運営しています。」

会員さん同士のつながりを作る制度があることで、会員さんは自身が事業化したいことのテストマーケティングすることができ、本格的に事業をスタートする前から起業の練習ができることがわかりました。

 

  • 専門性のあるメンター
    「専門知識を持っているメンターさんからの知識やノウハウを、コダテル会員さんならではの内容や金額で提供しています。」

 

コダテルでは、メンターや濵田さんを含め、最前線で新しい情報を仕入れるために多くのコミュニティと関わることを意識しています。この新しい知見を取り入れることで、企てを加速させることにつながっているとのことです。

  • 個人に合わせたメンターの最適配置で紹介
    「会員さんの特徴に合わせて、メンターのつけ方も工夫をしています。また、会員さんのやりたい!を一番に尊重し、それに合わせて適切なサポートを実施しています。」

メンターに関しては、その人の年齢、企てる内容に合わせて最適に配置していらっしゃるため、会員さんも気軽にメンターに相談しやすい環境を提供しているようです。

また、会員さんがいろいろな角度から輝くことができるように、スタッフ・メンターが魅力を見つけ、個性を活かすことができる方法を導くようにサポートされるようです。

「やりたいことが沢山あり、一番輝ける武器が見えてくると引っ張ってあげる。ギラギラしている個性が沢山ある人には、自分がやりがいと思えることを、トータルで企てをサポートしています。」

コダテルには、会員さんの個性や魅力をスタッフ・メンターが発見し、会員さんのやりたい!を尊重しています。その上で、何がやりたいかを言語化、実行に向けてのアクション作りをサポートする場所であるからこそ、企てが加速する場所であることがわかりました。

また、自分らしくいきいき活動をする会員さんが多いからこそ、新しい会員さんや、定期交流会でも会員さん同士が前向きな話をすることができ、互いの企てを加速させる良い循環が生まれていることがわかりました。

コダテルで活動されている会員さんとの交流会の様子

 

コダテルが企てる未来

濵田さんがコダテルを運営されて2年が経ち、今では会員さんが新聞に取り上げられたり、テレビに報道される。またプログラミングを学んだ子どもたちが、まちの情報誌に取り上げられるなど世の中的に話題となることも増えてきたそうです。

会員さんが輝いている瞬間を見ることができるのが一番の喜びだと話してくれた浜田さんに、コダテルが企てる未来について話を伺いました。

 

今の事業をさらに進化させていくこと

  • メンター制度の拡大:専門性を持ったメンターもより増やし、会員さんのサポート体制を強化していきたいとのことです。

現在も、他の県でコミュニティや場所を運営しているコミュニティマネージャーの方をメンターとして一緒に活動し、自分にない視点で、コダテルメンバーを支援してもらうなどメンター制度の拡大に取り組まれています。

  • 中高生向けのプログラムの拡充:今、中高生向けのプログラムとして、商業体験のプログラムを提供していますが、今後さらに中高生向けのプログラムを拡充したいとのこと

2020年3月には、コダテルでは、八幡浜が好きで帰ってこれるよう「monta」(もんた)というブランドを作るなど、プログラムの拡充に取り組んでいます。

中高生と八幡浜に戻って来たくなる!をテーマに作ったTシャツ「monta」

  • 会員さんの企てた事業の拡大:会員さんの中では、すでに自分で企てたことを実現できている人もいますが、一人一人が事業を拡大できるように、さらにサポートしていきたいとのことです。

濵田さんにとっての「企て」とは、「家族の週末旅行計画から起業まで」を対象にしていて、どんな些細なことでも、その人が「やりたい!」と思ったことを大切に多くの人の企てを一緒にサポートしていきたいとのことでした。

また、濵田さんに今後コダテルで一緒に活動したい人について伺ってみました。

  • 金融機関の職員の人

「自分が金融機関にいたときに感じたのですが、金融機関の職員の人は、やりたい事業を持っている人と出会うことで先々の人脈になりますし、コンサル機能を発揮して会員さんをサポートすることができるので、互いにより良い関係性が築けるかと思います。」

  • 行政職員の人

「いい政策を作るためには、机上では良いアイディアは浮かばないと思っています。いろんな意見や政策を考えながら、現場の情報をしっかり持っている方ですと、パートナーとして一緒に良い条例や仕組みを作ることができ、八幡浜に貢献できるかと考えます。」

  • 八幡浜を離れる前の高校生

「高校生を対象にコダテルでは、商売の体験をするチャレンジプログラムという活動を提供しています。将来の進路を決める大切な時期に、いろいろな大人と関わり、多くのことを吸収して欲しいと思います。」

  • 遠方で企てを検討している人

「私個人では、”企てサークル”としてオンラインサークルを作っており、遠方の方も自分とオンラインで関わることができます。是非遠方で企てを考えている人もオンラインで自分と関わって欲しいと思っています。」

人脈を増やしたい、より良い政策作りのヒントが欲しい、大学前に働くを経験したい、オランラインで地元をサポートするヒントが欲しい方など、コダテルには多くの人への窓口が開かれていることがわかりました。

今後コダテルとしては、社会的な認知拡大に向けた対外的イベントやメディアPR、八幡浜という地域以外へのコダテルの展開、コダテル教育支援部の推進など様々なことに取り組まれていく予定です。

コダテルでは、家族の週末旅行計画から、起業まで、多くの企てをサポートされています。
また、企て熱の尽きない濵田さんは、ご自身でも、新規サービス開発や、ご自身のご家庭の農園PRなど複数の活動もされています。

コダテルを代表する企て屋の濵田さん

こんな熱い代表濵田さんからの最新の情報に触れながら、温かなメンバーに囲まれるコダテルで、自分の「企て」をカタチにしてみませんか。今日とは違う新しい自分に出会えるかもしれません。

 



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